Balvenie B 〜私はドライな女です(笑)〜
オフィシャルっていいよね、と言いながら、
実は一番好きだったのがNo.3。
ずはりその理由はドライだから、です(笑)。
白秋先生のコメントを見て、確信に変わりました(笑)。

3-GORDON&COMPANY(BURNSIDE) 1992-2013 21年 55.8%
【 香り 】
トップノートは酸味とエステリー。上品に香る時もあれば、まったりとふくよかに香る時もある不思議な個
性。しばらくすれば甘い香りが強く出てくる。
【 味 】
フルーティで果物の数は少なくないが、甘さが少なくドライである。
ほら、ドライって書いてあるでしょ?
食べるものはもちろんですが、
どうもアルコールも甘味の少ないものを好むようになりました。
さっき書いたことに通じるのですが、
甘いものは、最初のキャッチがいいんですが、
長く継続するのにエネルギーを使うんです。
ドライなものは、びっくりするような感動はないけれど、
長く飲める安心感があるのです。
数年前は、いわゆる南国フルーツ様の
派手なのも心を奪われることが多かったですが、
今は厳しいなあ。
というわけで、私はドライです

ほら、男も甘いだけじゃだめでしょ?
やたら甘い言葉をかけてくる男って、結局最初だけじゃん!
逆にこれがずっと続くと気持ち悪いけれど。
最初から甘い言葉をかけてこない男の方が信じられるよね。
「私、ドライなんだよね。
甘いのが苦手になっちゃった」
ここからマスターの「ドライ」の科学が始まります

「たくさん飲んでいるうちに、甘味に敏感になって、
少しの甘味でも甘く感じるようになるんだよね。
そうすると、ピートに走るか、度数を上げるか、になるんだよね。
度数を上げるとどんどんそれにも慣れてきて
(←「何度星人化する」と言います)
アルコールそのものも甘く感じるんだよね。
すると、どんどん甘いものから遠ざかっていくよね〜」
ピートに走るというのは、
甘味をピートでマスキングする、ってことです。
でも、これがうまく働いている場合と、そうでない場合があって、
うまくマスキングできてないときは、
甘味とピートが両方自己主張していたりなんかして、
かえって飲むのにエネルギーを使うこともあったりして…。
私は何度星人予備軍かもしれませんが、一応、ピート派です。
だって、カリラちゃん

No.3は今月のお勧めボトルです♪
是非、「ドライ」な感じをお楽しみください

