2012年11月04日

9月23日コニサーズクラブ6



コラム:アルコール度数の低い飲み物ほど酔う



なんか今回のモルト,水っぽいよね,っというわけで,

ついついモルトを飲むスピードが上がってしまう。

これ,やばいです(笑)。

Yちゃんのお祝いのワインのおすそ分けもいただいたので,

明らかにいつもより短い時間で,多くのアルコールを摂取しました。

いつもより早めにいい感じ〜るんるんになってしまいました(笑)。




モルトを飲み始めてから,

ようやく大人の飲み方ができるようになったのですが,

モルトって,アルコール度数が高い割りに,酔わないのはなぜだろうと,

前から不思議に思っていました。

で,自分が酔うときって,どんなときだろう,と思い出すと,

意外とビールでやられている(笑)。

なぜビールで酔い,モルトで酔わないか・・・。

ビールはアルコール度数が低いので,それこそ麦茶のように飲んでしまう。

したがって,単位時間あたりに摂取するアルコール量は多くなる。

モルトはアルコール度数が高いので,ぐびぐび飲めない。

したがって,単位時間あたりに摂取するアルコール量は意外と少ない。




ま,こういうことです。




「ストレートなんて強くて飲めないから,ロックにする」

口当たりは違っても,摂取するアルコール量は結局どちらも同じです。

「今日は疲れていてストレートが飲めないから,ソーダ割りにする」

疲れていても,摂取するアルコール量は本当に同じです。




アルコール度数の低いものは酔わず,

アルコール度数の高いものは酔う,

と思っている人が多いんだよね〜って,マスターが言うのですが,

私も昔はそう思っていました。




しかし,それは

全く同じ量を同じペースで飲んだ場合にのみ当てはまるわけであり,

多くの場合,アルコール度数の低いものは速く飲み,

アルコール度数の高いものはゆっくり飲むため,

単位時間あたりに摂取するアルコール量は,

アルコール度数の低いものの方が多くなる傾向にあります。




カクテルなんて,冷たいうちにグイって飲んだ方が絶対美味しいですから,

これを立て続けに3杯飲んだりすると,

短時間でかなりいい感じに酔ってきます。

マジ,やばいです。




ロックや水割り,ソーダ割りで飲むというのは,

その飲み方が,そのモルトを一番おいしく飲めるから,

という理由が一番いいですねるんるん




ilovewhisky.png
1-G&M 1991-2007 16年 43%
2-OMC 1975-2011 36年 44.1%
3-ARCHIVES 1974-2011 37年 44.5%
4-SIGNATORY 1977-2005 27年 51.2%
5-MACKILLOPS CHOICE 1976-1999 23年 57.1%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート




No.4までを一気,とは言わないまでも,

グビグビ飲んでいい気分になってしまったので,

No.5はゆっくりと,マイペースでいただきましたるんるん











ilovewhisky.png
















posted by standbar at 01:32| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月03日

9月23日コニサーズクラブ5



StrathmillD 〜マキュロップ・チョイスの素(笑)〜



さて,今回最もウイスキーらしいアルコールを感じたのは,

マキュロップ・チョイスのものでした。

マキュロップさんが選んだものは,

喉にひっかかるんだよね,ってことを発見したばかりなんですけれど,

http://blog.stand-bar.com/article/281956263.html

これは,マキュロップさんなのに,喉にひっかからない!

どうしよう!!! 衝撃が強いです(笑)。




ilovewhisky.png




「これ,マキュロップ・チョイスの中で,

一番美味しいと言われているんだよ」

ほ〜,そうですか!

しかし,私が感じた味は,

酸味,塩,たくあん,麦茶・・・,

それこそ,南国フルーツ系,

いや,北国フルーツ系でも全然いいです(笑),

これらと比べて,

「美味しいるんるん」って印象になる感じの味じゃないですよね〜。




ilovewhisky.png
BEN NEVIS LA MALSON DU WHISKY 1990-2011 20年 60.8%




このたくあん系の味,

もしかして,今,名古屋で密かにブーム?って思うくらい,

3つのバーで発見してしまった,

メゾン・ド・ウイスキー アーティストシリーズのベン・ネヴィスに

なんとなく似ている。

塩っぽさと酸味を感じる,と言えばいいでしょうかね。

私はけっこう気に入っていますが,

どちらかと言えば個性的な感じかもるんるん




やっぱり,マキュロップさん,やるね〜。

個性的って楽しいるんるん

「マキュロップ・チョイスって,

Agencyとは逆の「素」が入っている感じだよね」

マスター,なかなか鋭いこと言いますねるんるん

私もこの意見に1票投じまするんるんるんるん




しかし,私は,マキュロップさんの別の顔を知ったかもしれません。

先日,WEBのWhisky Magazine Japanを見ていたのですが,

インディペンデントボトラー・オブ・ザ・イヤーで,

なんと2つも受賞しているんですよ!




マキロップチョイス/リンリスゴー・オクトーバー1982

マキロップチョイス/オスロスク1992 




どちらもいただいたことはありませんが,

マキュロップさんを侮ることなかれ,です。

もしかしたら,個性が認めらた,ってことなのかもしれません。









ilovewhisky.png


















posted by standbar at 18:37| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月02日

9月23日コニサーズクラブ4



StrathmillC 〜「コニサーズ・チョイス」はラベルで飲む〜




すっかり戦闘意欲を失ってしまったので,

「早く,ボトル見せて〜」と,ボトルのお披露目るんるん




蒸留所はStrathmillでした。

Strathislaに名前は似ているけれど,別ですよね,って蒸留所。

Strathislaはシーバス・リーガルのキーモルトですが,

Strathmillは何でしたっけ?って感じです。

名前が似ているのは,何か理由があるのかな?

なんて,「シングルモルト大全」を見ると,

同じキースのアイラ川に岸辺にあるStrathislaに対抗して,

建てられたもののようです。




アルコールを感じないと,文句を言っていた4本には,

コニサーズチョイスあり,OMCあり,シグナトリーありと,

ラインナップは文句なしでした。

きっと,ラベルを見て飲むと美味しく感じるんですね(笑)。

一番ウイスキーらしい,と評価の高かった(笑)No.5は,

なんとマキュロップさん!

なんだか,大どんでん返しって感じです〜。




ilovewhisky.png
1-G&M 1991-2007 16年 43%




特に「ペパーミント入り砂糖水」という印象のNo.1が

G&Mのコニサーズ・チョイスだったのは,かなりびっくりしました。

「コニサーズ・チョイスって,みんな加水なんだよね」

これを聞いて,さらにびっくり!

ってことは,ラベルを見ずに飲んだら,

みんな砂糖水に感じるってことか,私の場合・・・。




モルトを飲み始めて,かなり初期に頃に,

コニサーズ・チョイスのシリーズを紹介されて,って話は前にしました。

http://blog.stand-bar.com/article/193528009.html

当時はなんだか凄いものを紹介されたって感じだったから,

美味しいボトラーズなんだ,って思い込んだんですが,

その当時飲んだ印象も,リンクの記事に書いてあるように,

ふ〜ん,だったんですよ(笑)。

極めて美味しい,って印象じゃなかったんですね。

なので,「コニサーズ・チョイスって,みんな加水だよ」

というマスターの言葉は,

私の思い込みを壊してくれる,格好の言葉だったのです。




g&m.png




「コニサーズで感動する人って,

ラベルで飲んでいるんじゃないのかな。

もしかしたらコニサーズが出た当初は,

他に美味しいボトラーズがなかったのかもしれないけれど」




なるほどね〜。

ブランド品を身につけていればそれで満足,ってタイプの人向けってことか。

ブランドを身につけることが大切で,

本当にそのブランドが自分に合っているかとか,

いいものであるかとか,

そういう判断が自分で判断できない人。




私も今までそう感じていたのだから,

ブランドのパワーって,やっぱり凄いのかもしれません。

だからこそ,ブランドをブラインドにして飲むモルト会って,

意味あるんですよね〜。




そして,加水でも美味しいるんるんと感じる

コニサーズ・チョイスシリーズをみつけたいるんるんという,

新たな目標もできましたるんるん









g&m.png












posted by standbar at 00:32| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月01日

9月23日コニサーズクラブ3



StrathmillB 〜ウイスキーの老衰(笑)〜 




今回,味がなかなか微妙なんですよ・・・。

といいますか,ウイスキーを飲んでいる感じがしない(笑)。

No.1なんて,恐ろしいメモがしてあります。

「ペパーミント入り砂糖水」

一応,アルコール度数43度なんですがね(笑)。

でも,とにかく水っぽいんです・・・。




No.2は,舌がピリピリはするんですが,

味に余韻がないんです〜。




No.3も,味に余韻がないとメモ。

このあたりは,飲みながら,すでに顔が曇っています(笑)。




No.4はクリーミーな味わいで美味しいけれど,シャビー。

シャビーとは私の造語で,

水っぽくシャビシャビしている,という感じの形容詞です。

shabbyは「使い古しの」という正しい英語の形容詞ですが,

それと語感は似ていまするんるん




ilovewhisky.png




「今回4本目まで,アルコールを感じないんだけど,どう?」

ってマスターに言ったら,

「ikuちゃん,やばいよ(笑)。それじゃ,まるでKさんじゃん」




それは確かにやばいです(笑)。

Kさんは,アルコールの度数と美味しさが比例する方です。

加スピリタスをしたら,美味しい♪と感じる方です。

私はまだ,その極みまでは行きたくありません(笑)。




ちなみに今回の3本目まではすべてアルコール度数50度以下。

No.4も53.1%です。

スコッチウイスキーの定義では

「最低瓶詰めアルコール度数は40%」なんですが,

これをなんとか50%にしてもらえないでしょうかね(笑)。




とはいえ,スタンダードのオフィシャルって,

アルコール度数50度以下ですが,別にシャビーとは感じません。

どうしてでしょう・・・。




ilovewhisky.png
1-G&M 1991-2007 16年 43%
2-OMC 1975-2011 36年 44.1%
3-ARCHIVES 1974-2011 37年 44.5%
4-SIGNATORY 1977-2005 27年 51.2%
5-MACKILLOPS CHOICE 1976-1999 23年 57.1%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート




No.1は加水タイプの43%でした。

No.2はカスクで44.1%。

ほんの1%しか違いませんが,

No.2は,一応,舌でアルコールのピリピリ感を感じます。

「加水タイプって,やっぱり違うよね」とマスター。

16年で加水しての43%か・・・。

確かに違いますね。




No.2とNo.3は熟成年数とアルコール度数が似ています。

No.2が36年で44.1%,No.3が37年で44.5%。

これだけ長熟ならば,長熟の奥深があってもよいのですが,

これだけアルコール度数が低くなると,

「熟成」を通り過ぎ,「老衰」に近い感じなのでしょうかね・・・。

人の寿命がわからないように,モルトの寿命もわかりません。

いつまで「現役」として活躍できるか,カスクによって違うでしょう。

人間と同様,

毎年,同じ割合で老化していくわけではないかもしれませんから,

熟年の極みと老衰の入口は,紙一重なのかもしれません。




No.5は57.1%で,

ようやくウイスキーを飲んでいる,って感覚になりましたるんるん




アルコール度数の高い飲み物に慣れるって,恐いですね(笑)。













ilovewhisky.png

















posted by standbar at 00:35| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月31日

9月23日コニサーズクラブ2



StrathmillA 〜香りの立ち方・そのA (白秋レポートとくらべっこ)〜




では,今回の5本の香りの立ち方についてのレポートでするんるん

白秋先生のレポートが先に届いているので,

リンクではなく,私のレポートにくっつけてみまするんるん




ilovewhisky.png
1-G&M 1991-2007 16年 43%




No.1

セメンダイン+シンナー,l-メントール(ミントのスーっとする香りの成分),

サリチル酸メチル(シップのスーっとする香りの成分)などの香りがたち,

これは割りとすぐに消えていく。

そのあとにフローラル+バニラ。

トップの香りの立ちが少なく,全体として,もわっとしている。

【白秋レポート】

トップノートはフルーティ、ややドライに感じる時も。やさしい香りでかすかにハッカ、

北ハイランドモルトの個性。

程よい酸味とエレガントな印象。時間が経つとわずかにヌカの香り。





ilovewhisky.png
2-OMC 1975-2011 36年 44.1%




No.2

柑橘系,梅干のような酸味のトップノート。

香りのたちは鋭い。

これはベースノートであるウッディの香りがしっかりしているからと思われる。

【白秋レポート】

深い香り、ナッツやチョコの香りだ。しだいにエステリーに変化してくる、

南国フルーツと言って良い。わずかなピート香。

時間を置くと梅酒の香りも、酸味が心地よい。バーボン樽熟成の個性か。





ilovewhisky.png
3-ARCHIVES 1974-2011 37年 44.5%




No.3

甘味,フローラルな香りを邪魔する香りがある。

クリームの香りは球で転がっている。

【白秋レポート】

深い香り、心地よいエステル香、南国フルーツ。深みとバランスする酸味。

押し出しの強くない、程よい熟成香が感じられる、奥にはハッカも。





ilovewhisky.png
4-SIGNATORY 1977-2005 27年 51.2%




No.4

香りが平面板。

つまり,横にばかり広がり,縦に広がらない。

香りが水溜りのように溜まっている。

【白秋レポート】

トップノートはエステリー・エステリー。

やさしい、それでいて、どこにでもあるような果物の香り。

かすかにミント、北ハイランド系か。





ilovewhisky.png
5-MACKILLOPS CHOICE 1976-1999 23年 57.1%




No.5

(ちょっとこれはメモがあいまい。

酸味・塩・たくあん,クリーム・バニラ,麦茶,モルティとメモってありますが,

これはきっと味ですね〜)

香りについては,螺旋状に昇ってくるというメモがあります。

【白秋レポート】

まずえぐみを感じる、シェリー系の物では無い。

しだいにエステリーとピートを感じるようになる。

さらにキャラメルとそれに見合う酸味が出てくる。

さらに時間が経てば、ウッディな熟成感が垣間見える。奥にはヌカの香りも。












ilovewhisky.png














posted by standbar at 00:46| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月30日

9月23日コニサーズクラブ1



Strathmill@ 〜香りの立ち方・その@ (調香の勉強より)〜



何度かお話ししていますが,

現在,調香師の先生に調香を習っているのは,

香水を作るためではなく,ウイスキーの香りを分析するためです(笑)。

調香師の先生にもとうとう伝えてしまいました(笑)。

しかし,自分で香りをブレンドし,

お手本となる昔の名香の模倣をするのは,本当にたいへんな作業です。

しかし,たくさんの失敗を重ねながら,

ある香料の役割を体感していくのは,とても勉強になります。




香りを伝えるというのは,本当に難しいです。

結局感覚というのは,個人個人によって違うものであり,

客観的な指標になりません。

調香師の先生の言われることも,すべてが体感できるわけではなく,

わからないことだらけなので,勉強をするのを辞められない,という状態です。




ただ,ひとつわかってきたことは,

香りは,どんな種類のものがブレンドされているか,という観点だけではなく,

香りがどう立つか,という観点からも見ていく必要があるということ。

よく「お手本の香りはシャープに縦にすっとたってくるけれど,

麦谷さんのは,横に広がる感じでしょ」とか,

「お手本のは柔らかいけれど,あなたのは香りが固まっているわね」とか…。

で,自分ではどうすればお手本に近づけるのか,やっぱりわからないんです。

かつ,前回やった手法でやればよいかというと,そうでもなく,

他にブレンドされているものが違っていたりすると,

香りの直し方というのは,個々に違ってきます。

モルトを楽しむのもエンドレスですが,

調香もエンドレスです・・・(やれやれ)。




自らの香りは犠牲にして,他の香りの引き立て役になるもの。

黒衣に徹する,という働きですね。

自らはあまり香らないけれど,他の香りを拡散させる役割をするもの。

などなど,いろいろな働きがあります。

ふっと鼻に入ってくるわかりやすい香りが,含有量が多いかというと

必ずしもそうではなく,

その香水の特徴づける香りなのに,

実はそんなに多く入っていないことも多いです。

しかし,そういうことが少しずつ頭の中に蓄積されていくと,

ウイスキーの香りを分析するのに必ずや役立つであろうと思い,

楽しく調香の勉強を続けていまするんるん




と,前置きがとても長くなりましたが,

今回は,香りの立ち方をメモしてみましたるんるん

もちろん,これは私の感覚であり,まだまだ勉強途上ですが,

少しずつトライしてみまするんるん (続く)











ilovewhisky.png


















posted by standbar at 18:31| Comment(0) | ストラスミル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。