2012年08月01日

6月24日コニサーズクラブ2



St. MagdaleneA 〜閉鎖蒸留所の樽はどこで寝ているのか?〜




今回の5本,似ているのは味わいや香りだけではありませんでした。

いや,これが似ているから味わいや香りが似ていたのかもしれません。

熟成年数とアルコール度数が似ているのです。




No.1 26年 61.2%

No.2 25年 61.8%

No.3 25年 62.2%

No.4 25年 62.4%

No.5 26年 63.7%




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これだけ熟成期間がありながら,60%を超えているって,

天使があまりお飲みにならなかったのですねるんるん

飲み応えがあり,これは確かに美味しいはずです。

これだけのアルコール度数なら,Kさんもさぞかしご満悦のはずです(笑)。




「白秋先生と話していたんだけれど,

閉鎖蒸留所の樽って,どこで寝ているんだろうってね」




考えてみると確かに不思議です。

普通は蒸留所に熟成庫があって,そこで樽は長い眠りに入ります。

この熟成の年月が大切なんです。

で,閉鎖蒸留所の場合は,倉庫がないわけですから,

別の場所で保管されることになります。

St. Magdaleneは,歴史的建造物の指定を受けているそうで,

外観はそのままに高級アパートメントに改造されたそうです。

熟成庫が残っていて,そこに樽が寝ている,なんてことはないはずです。




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3-IMPrRESSIVE CASK 1982-2008 25年 62.2%




では,その保管庫はどこにあるのか?

非常にあり得ない仮定をしてみますが,

万一,その保管庫がアイラ島にあったとしたら(笑),

潮風とピートの影響を受けないはずはないでしょう。

それって,もう,アイラモルトって感じですよね。

今回の5本は,アイラを感じませんでしたから,

もちろん,保管庫がアイラ島にある確率は,極めて0%でするんるん




な〜んてことを,マスターと話していました。




本当にわからないことだらけです。




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4-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 25年 62.4%




さらにそこから話は発展していきましたるんるん

閉鎖蒸留所の樽の保管業者がいたとして,

大きな保管庫をアイラ島に持っていたとする(笑)。

閉鎖した蒸留所の樽が,その業者を通じて,

どんどんアイラ島に集まってくる(笑)。

そこで25年熟成したら,味わいや風味は似てくるのだろうか?




閉鎖蒸留所でなくとも,

たとえば,グレンリベットの樽を1樽,カリラ蒸留所の熟成庫で寝かせたら,

そのグレンリベットは,カリラっぽくなるのでしょうか?

という質問と同じことになります,結局。




だんだん,頭が痛くなってきました(笑)。




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5-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 35年 63.7%




しかしその一方,同じように蒸留し,同じ種類の樽に入れ,

熟成庫でお隣同士で同じ年月眠っていたにもかかわらず,

いざ瓶詰めしてみると,まったく味が違っていた,

という話を聞いたこともあります。




熟成の間に起こることって,やっぱり神のみぞ知るのでしょうかね〜。




もともと,なぜこの5本がここまで似ているのか?

という疑問から始まったのですが,

その秘密も永遠に解明されることはないのかもしれません。













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2012年07月31日

6月24日コニサーズクラブ1



St. Magdalene@  〜ローランダーHさんのコレクション〜



先月遅れてモルト会に参加した際,

マスターがHさんと次回のモルト会の密談をしていました。

同じ蒸留所のボトルを5本毎月集めるのは,

なかなかたいへんな作業なのです。

なので,メンバーで持ち寄ることも多くあります。




Hさんは,ローランドモルトをこよなく愛するローランダーるんるん

きっと今月はローランドだろうな,

な〜んて,ちょっと想像していました。

そろそろリトルミルの美味しいのが飲みたいな,なんて♪

もしくは私の大好きなローズバンクちゃんだったりして黒ハート黒ハート

ちょっとワクワクしながら,今月の5本でするんるん




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1-SIGNATORY 1982-2009 26年 61.2%
2-BLACKADDER 1982-2008 25年 61.8%
3-IMPrRESSIVE CASK 1982-2008 25年 62.2%
4-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 25年 62.4%
5-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 35年 63.7%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート




残念ながら,リトルミルではなさそうです(笑)。

これっぽっちも濡れダンボールっぽさがありませんでした。

とはいえ,記念すべきこのブログの第1号のモルトは,

まさに濡れダンボールっぽくないリトルミルでした!

しかし,今回は,さすがにリトルミルではありません。

そして,残念ながら,ローズバンクちゃんでもありません…。

もちろん,ローランドであるという保障だって,

初めからありません。




いつも蒸留所の名前を当てようなんってことは,

これっぽっちも思っていませんが,

今回は早く蒸留所の名前を知りたくなりました。

なぜか?

実はテイスティングに飽きてきたからです(笑)。

今までこの会に参加して,

こんなに5本の味わいや香りが似ていたの,初めてでした!

もちろん,全く同じではないのはよくわかるのですが,

5本の差より,差がほとんどない,ということの方が,

今回の特記事項なんです,どう考えても。




ilovewhisky.png
1-SIGNATORY 1982-2009 26年 61.2%




しかも,この5本,どれも普通以上に美味しいるんるん

しかし,どんなに美味しいモルトとは言え,

それを1日続けて5杯飲むって,普通しません。

でも,今,目の前に繰り広げられているのは,

これとほぼ同じ状況なのです。

美味しいのに,ちょっとシンドイ(笑)。




いったいあなたは何者?




ilovewhisky.png
2-BLACKADDER 1982-2008 25年 61.8%




答えはSt. Magdalene…。

うわ〜,超マニアックかも!

これを5本集めたHさんって,

さすが,ローランダーの名に恥じないですね!




しかし,それにしても,なぜこの5本,こんなに似ているの?

なぞは深まります。





ikuの独り言:

白秋先生,今回の5本のテイスティングコメント,きっとたいへんだろうな…。












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