GlenAllachieA 〜ハウススタイルならぬ,ボトラーズスタイル(笑)♪〜
ハウススタイルはあるのか,っということは,
白秋先生と話したこともありますし,
私もよく考えることなんですが,
そう考えさせられるくらい,同じ蒸留所のものでも,味は違うものです。
それに比べ,味が似ているのは,同じボトラーズのもの,
という考え方ができるかもしれません。
はい,ボトラーズスタイルです

ま,これは「ピアレスの素」とか,「Agencyマジック

勝手に名づけられていることから考えると,
さもありなん,です(笑)。
どこのボトラーズも,美味しい樽を見つけてくるわけで,
美味しさの基準が一定していれば,
味の嗜好性は似てくるはずです

むしろ,それはありがたいことかも。
例えば,カリラを飲みたい場合でも,
南国フルーツ系が飲みたいときはAgency,
自然体のカリラを飲みたいときはOMC,
そういう基準ができれば,ボトルを選びやすい(笑)。

4-OMC 1972-2010 38年 55.8%
今回のNo.4,私は一番好きだったのですが,OMCでした。
統計をとったわけではありませんが,
私はOMCが好きな傾向にあります。
で,それは,いちばん自然体な感じがするからなんです。
スッピンの美人系です。
整形美人ではありません(笑)。
ブラインドで飲んでいるのに,
OMCが好きであることが多いってことは,
OMCと私の嗜好性が似ているからであり,
ということは,OMCスタイルっていうのが,
それはそれであるのだと思います。
ちょっと余談になりますが,
5月5,6日東京で行われた,ウイスキーライブで,
ダンカンテイラーのセミナーに参加してきました

質疑応答の時間になったとき,凄い質問が(笑)。
「ダンカンテイラーは,南国フルーツ様の同じような味がするのですが,
その秘密は何ですか」と。
会場中,割れんばかりの拍手でした(笑)。
みんな同じことを思い,同じことを知りたい(笑)。
よくぞ勇気を出して質問してくれた!って感じでした(笑)。

ウィスキーライブ ダンカンテイラーセミナー
「リフィルを使っているから」と説明されました。
リフィルを使うと,南国フルーツになりやすいそうです〜

さ,本当のところはどうなんでしょう(笑)。
秘密は,樽なんでしょうかね〜

ま,ボトラーズスタイルは,きっとあるということで

そして,ほぼ,アラヒーに言及することなく,
レポートを終えようとしています(笑)

追伸:
本当はピアレスではなくレア・オールドであるというシリーズ,
今回のセミナーでは,「ピアレスコレクション」として紹介されました。
「本物のピアレス」と我々が呼んでいるものは,
special peerlessと紹介されました。
HPで確認しましたが,このように名称が変わってはいませんでした。
