LongmornB 〜シェリー・ロングモーン〜ではシェリー樽ロングモーンです

No.5は強烈でしたね〜

強烈というのは悪い意味ではなく,
私のイメージ通りのロングモーンということです♪
まさに悩殺系熟女です(笑)

まっさきに,「悩殺系」とメモしましたから(笑)。
こういうのを飲むと,自然に悶え声が出てしまうのです(笑)♪
モルト会のメンバーの方々は,シェリーに厳しい方が多いので,
どうもイマイチの印象だったようですが,
私はかなり好きでしたよ〜

ま,最近北国系が好みになってきた私としては,
確かにパンチをくらったような感じではありましたが(笑)


5-G&M 1969-2009 40年 59.3%
そういえばこのGMのボトル,もしかしたら飲んだことがあったかも・・・
と,昔のテイスティングノートを開くと,
ありました!!!!
まさに,2009年の自分の誕生日に飲んでいました(笑)

しかし,そんなに感動していない様子(笑)。
その理由は,このあとにもっと感動的なロングモーンを飲んだからです

EXCLUSIVE BOTTLING FOR JAPAN IMPORT SYSTEM
1965-2009 Cask No.66 42.2%
Refill Sherry Hogshead
いや〜,これ,余韻があまりに神聖で,
派手派手しい甘さではないんですね。
派手な熟女ではなく,上品な聖なる熟女です

ボトルが空いたとき記念に頂き,今も枕元に置いてあります


1965-2009 Cask No. 66 42.2%
GMのボトルに戻りましょう。
2009年当時,シェリーシェリーしているものを,
「口の中に大きな穴があく」とか
「唾液が持っていかれる感じ」と表現していたことがありました。
当時のメモを見ると,
このボトル,その感覚に近かったようです。
シェリーの渋みなんでしょうね。
それが硫黄みたいなネガティブな感じではなく,
ポジティブな印象だと,こういう表現をしていたように思います。

Miltonduff SAKE SHOP SATO 1969-2008 60.4%
話しが2009年に行ったついでに,
「口の中に大きな穴があく」という感覚ができた経緯を話しますね

同じくGMですが,Miltonduff SAKE SHOP SATO 1969-2008 60.4%
を飲んだときです。
このボトル,2008年に話題になったようですね。
The Whisky World vol.21の特集で,
2008年にこの雑誌でテイスティングした108本のボトルの中の
第3位になっていました。
このあまりに凄いシェリーの感覚をどう表現してよいのかわからず,
とっさに「口に穴があく」と表現してしまったのです。
シェリー好きにはたまらない1本,
シェリーが苦手な人には,逆の意味でたまらない1本だと思いますが(笑),
これで,シェリーの大洗練を受けたのは事実です

ちなみに,私は大好きでした



4-KINGSBURY 1964-1996 31年 59.0%
さて,話しを2011年の5月のモルト会に戻しましょう(笑)

No.5の上をいく凄さがNo.4にありました!
いや〜,これは本当に凄いとしか言い様がありません。
色はとても濃く,
香りはとにかく深い。
温かく,重く,ウッディーな感じ。
チェリーのような甘さも。
味はブランデーのよう。
黒胡椒のようなピリピリ感,ジンジャーのようなスパイシー感,
コーヒーのような感じ。
甘味はもちろんあるのですが,
とにかく濃く,重い。
重厚そのものです。
複雑な香りと味。
ど〜〜〜〜んと腹に来て,すっごく美味しいのですが,
量は飲めないな,という印象。
メンバーには大好評だったようです。
もちろん,私も気に入りました

そうそう,これが今月のお薦めになっているボトルです。
是非お試しを


LONGMORN DISTILLERY
posted by standbar at 01:43|
ロングモーン
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