2015年06月03日

3月22日コニサーズクラブ1



駒ヶ岳@

〜ジャパニーズウイスキーの定義をご存知ですか?〜





随分脇道にそれてしまいましたが、

香りを模倣する話、実は3月のモルト会に繋がっていたのです。




「私の調香の先生、香料で竹鶴の香りを再現していたよるんるん

「それって、飲めるの?」

「香水用の香料だから、そりゃ無理でしょ。

(注:食品衛生法に基づく「食品添加物公定書」により、

食品用に使用される合成香料78品目の個別物質・

18の類が定められており、

このほかの香料の使用は禁じられているそうです)


なんでそんなこと聞くの?」

「もう持ってきていい?」

「もちろんるんるん




今回並んだのは、駒ヶ岳の5本でした。

駒ヶ岳といえば、こんなブログ書きましたねるんるん

http://blog.stand-bar.com/article/158500016.html




「ikuちゃん、ジャパニーズウイスキーの定義知ってる?」

「あ、試験のとき、覚えたっけ? それすら忘れた(笑)




(注:家にかえってテキストを見ると、勉強したあとがありました…)




ilovewhisky.png




テキストにも書いてありますが、

日本のウイスキーの定義って、酒税法の中にあるんですね。




イ 発芽させた穀類及び水を原料として糖化させて、

発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの

(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が

九十五度未満のものに限る。)

ロ 発芽させた穀類及び水によって穀類を糖化させて、

発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの

(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が

九十五度未満のものに限る。)

ハ イまたはロに掲げる酒類にアルコール、スピリッツ、

香味料、色素または水を加えたもの

(イ又はロに掲げる酒類のアルコール分の総量が

アルコール、スピリッツ又は香味料を加えた後の

酒類のアルコール分の総量の百分の十以上のものに限る。)





「ウイスキーコニサー資格認定試験教本」にもしっかり書いてありますが、

ポイントは、

@原料は大麦麦芽でなくてもいいんだよるんるん

A90%はアルコール、スピリッツ、香味料、色素を加えてもいいんだよるんるん

B蒸留器、樽、熟成年数、瓶詰最低アルコール度数、

生産場所、何でもいいんだよるんるん




うっわ〜、そうそう、

スコッチウイスキーとは天と地ほど違うんでした!

日本のウイスキーは、すでにカクテルのようなものと言えます。

香料、色素等の添加、それがなんと90%も認められているのです。

香りを模倣したものがアルコール飲料として可であれば、

それをウイスキーとすることだって夢ではないのです。




しかし、それにしても、

香味料や色素の添加はちょっとショックでした(笑)。

ウイスキーはnaturalな印象が強かったし、

私はnatural派なので、

ウイスキーがartificialなものでありうるのがショック(笑)。




香りも、天然のものは、同じ植物でもロットによって香りが違う。

植物の生育条件が異なれば、中の成分が異なるのは当たり前のことです。

同じ品種のトマトでも、個体差があるのが当然なのと一緒です。

天然のものの凸凹を修正するのに人工的な香料が一役買う。

そうすると一定の香りになってくる。




日本のウイスキーもそんな感覚なのかもしれませんね。

天然のものの凸凹を修正するのに、添加物を少し使う。

日本人はそういうの、得意そうだしね〜るんるん

もしくは、人工的なものの割合を多くしておけば、

同じものを大量生産するのが楽ですね。

大衆的なウイスキーはそうやって作っているのかな。




「ジャパニーズウイスキー」の本の中に、

輿水さんと脳科学者の茂木さんの対談があります。

輿水 でき得る限り、人の手をかけ、技術と智恵を積み上げていく。

   そこにジャパニーズウイスキーづくりの特徴を見ることができるでしょう。

茂木 一方、スコットランドのウイスキーづくりの現場は、

   よくも悪くも自然体、風土の底力に負うところが大きい、

   という印象を受けました。


まさにそうなんでしょうね。

そういう意味では、私は明らかにスコッチウイスキー派ですね。




目の前の「駒ヶ岳」に目を移しまするんるん (続く)











ilovewhisky.png
1-2011-2014 3年 58.0%
2-2011-2014 3年 57.0%
3-1989-2012 23年 57.9%
4-1985-2012 27年 60.7%
5-1990-2011 21年 64.7%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート























posted by standbar at 19:34| Comment(0) | マルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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