マッカランの香り

さて、今月のクイズ、香りだけでモルトがわかるか、です。
選択肢は、マッカラン、ボウモア、グレンリベットです。
方向性はみんなバラバラですね。
シェリー系、スモーキー系、フルーツ系、とでも言いましょうか。
選択肢を見たら、絶対迷うはずがない、と思うはずなのに、
みなさん苦戦を強いられていました。
だって、苦行のあとのクイズですから(笑)。
もう、やってらんないよ、という感じです(笑)。

ところが、私は一瞬にしてわかりました

これはマッカランです

理由は、マッカランの香りがしたから(笑)。
以前やったオフィシャル当てクイズでも、
私はマッカランがすぐにわかりました

理由は同じ、マッカランの香りがしたからです。
http://blog.stand-bar.com/archives/20121219-1.html
マッカランの香り

これはいったい何でしょう。
シェリー系の香りであることは間違いありませんが、
マッカランだけ、異様にわかる・・・。
しかもあまり飲んでいないのに・・・。
もしかして、あまり飲んでいないからわかるのか?
例えば、私は納豆が苦手なので、納豆の臭いには敏感に反応します。
「納豆の臭い」のカテゴリーに入ると思われるものに対しては、
身の危険を感じ(笑)、絶対的な香りのセンサーが働いている感じです。
それに対し、好きなものというのは、どんどん許容量が広がり、
その差異を感じなくなってくる。
モモとレモンでは、全く香りは違うけれど、
自分の好きな香りの中に入っているから、ま、分けなくてもいいか、
という感じです。
これをマッカランに応用すると、
比較的いつも飲んでいるカリラちゃん♪や、バーボンホグスヘッド系の香りは、
自分に馴染みがあるので、安心していられる香り、身に危険のない香りです

でも、あまり自分が馴染んでいないマッカランの香りは、
もしかしたら危険かも!信号が発令され、敏感になる。
いかがでしょう(笑)。
そもそも嗅覚は、動物の方が発達しています。
自分に危険なものかどうかを判断するため、発達しているのです。
ですから、敏感にわかる香りというのは、身に危険をもたらし、不快にさせるもの、
ということかもしれません。
例えば、香水。
つけている本人は、その香りが気に入っていて、平気なのでしょうが、
香水の苦手な人にしてみれば、香水の香りはたまったものではありません。
私にとって、マッカランは天敵なのか(笑)。
ま、今回、苦行でしたから(笑)


【関連する記事】