Lochside 〜ラベル偽装疑惑?〜
はい,今回もあと4日後に次のモルト会を控えている水曜日に
書き始めています。
メモを見て思い出す…。
あれ,全然,メモが書いてないんだけど(笑)。
それは,あまり心が動いていなかったってことです…。
いつもの如く,「ikuちゃん,あまり表情よくないね〜。
今日はAgencyセンサーも働かないの?」とマスター。
はい,今回はAgencyセンサーもスイッチが入らないようで…。

1-OMC 1991-2010 19年 50.0%
2-CAPTAIN BURNS 1981-2010 29年 50.0%
3-TIR NANOG 1981-2010 29年 51.1%
4-WHISKY AGENCY 1981-2010 29年 54.0%
5-WHISKY EXCHANGE 1981-2011 30年 57.5%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート
とはいえ,この中で際立っていたのがNo.4

焦がしたカラメルのような強い味わいと香り。
えらく目立つな〜,と。
これぞ,シェリーの極めつけ!と思っていたら,
なんと,ex-Bourbon Hogsheadではありませぬか!!!
おいおいおい,それはないだろ?
マスター曰く,他のメンバーも,シェリー樽だと思った人が多かったとか。

4-WHISKY AGENCY 1981-2010 29年 54.0%
私もまだまだ初心者の域を超えないとはいえ,
シェリー樽熟成かどうかは,
さすがにそこそこわかるようになってきましたよ!
しかも,私だけが思っているわけではないのでしょ?
はい,今度はラベル偽装疑惑が(笑)。
こういうネタを提供してくれるのは,やっぱりAgencyでした(笑)。
さすがAgency,やってくれますね(笑)。
このボトル,前に飲んだことがありました。
しっかり覚えています

なぜなら,このときからラベル偽装を疑っていたからです(笑)。
これはすごくシェリーっぽいのにバーボン樽,
もうひとつ,同じときに飲んだインチガワーだったかな,
いつもの裏切らないAgencyらしい味と色だったのにシェリー樽…。
これ,逆じゃない?って質問したこと,覚えています。

1-OMC 1991-2010 19年 50.0%
もちろん,優等生バーテンダーさんは,
「そうですね」と言うはずもなく(笑),
「ラベルに書いてあることを信じるしかありませんからね」と。
ま,そうなんですけれど,
一歩踏み込んだ答えを期待したんですけどね(笑)


2-CAPTAIN BURNS 1981-2010 29年 50.0%
ラベルを疑い始めたら,全てが崩れてしまう。
もちろん疑いたいわけではありませんし,
心から疑っているわけではありません,本当に

でも,その一方で,ラベルが正しいということを証明するのも難しい。
だから,考えてもわからないことに時間を使うのはやめて,
シェリーっぽいけれど,バーボン樽熟成なんだ〜,
バーボンっぽいけれど,シェリー樽熟成なんだ〜,
そんなモルトもあるんだ〜,って思う方がよっぽど建設的です


3-TIR NANOG 1981-2010 29年 51.1%
男性っぽく見えるけど女性,
女性っぽく見えるけど男性,
そんな人もいるよね〜,ってのと,同じです

味や香りを決めるのは,確かに樽の影響は大きいけれど,
いろいろなものが影響しあって,
目の前の1本が出来上がっているのですから


5-WHISKY EXCHANGE 1981-2011 30年 57.5%
でも,「ラベル偽装疑惑」って,
ちょっとセンセーショナルでワクワクしちゃった

