ピアレスの素が,もし樽に由来するのであれば,
Agencyマジック

そうそう,Agencyって,
Ex-Bourbon Hogsheadの樽を使っていることが多いです

今回のNo.3もそうでした。
で,Ex-Bourbon Hogsheadって何だ????

Ex-Bourbon Hogshead
まずは答えから。
判決の主文から宣告する感じでいきます(笑)。
「昔,バーボンが入っていたってこと!
リフィルなのかファーストフィルなのか,
そんなこと,知ったことではない!
記録なんてないんだよ! 文句言うな(笑)!」
こんな感じでしょうかね〜(笑)

実はマスターがいろいろ調べてくれたんです

ネットを調べると,
Agencyの代表であるCarsten Ehrilich 氏に,
メールで質問した奇特な方がおられたそうで,
その返事もネットに載っていたからと,
私のアドレスに転送してくれました

大文字にすべきところが小文字になっていたり,
スペルミスもあったりしますが,
原文をここにも添付しましょう

ex-bourbon hogshead means that the cask previously contained american
whisky.
it is never esy to know whether it was first filled or refilled so that we decided to
use the term "ex-bourbon".
if you buy casks from blenders and brokers they often have no records about
the fillings in earlier days - therefore you cannot find out whether a particular
cask has been freshly filled or refilled.
それではここから英語的に解説します(笑)

まず,Ex-Bourbon Hogsheadをどう読むか,なんですが,
「エクスバーボン・ホグスヘッド」です。
「エクストラ・バーボンホグスヘッド」ではありません。
私も含め,多くの人がexを「エクストラ」と読んでいたと思うのです。
確かに考えてみれば,exしか書いてないのに,
なぜ,エクストラと読んでしまっていたのでしょう…。
しかも,exは,Bourbon Hogsheadにかかるのではなく,
Bourbonだけにかかります。
だから,「エクスバーボン・ホグスヘッド」です

このex-ですが,
名詞や形容詞の前に,ハイフン(-)を伴って用い,
「前の」という意味なのです。
用例で確認しましょう

ex-president 前大統領
ex-boyfriend 昔のオトコ(笑)
ま,こんな感じです。
辞書によると,
exというのは,「外へ」という意味もあるので
(例えば,exitで「出口」,exportで「輸出」)
マイナスイメージがあるとか。
だから,ex-bourbonというのは,
昔のオトコのことなんて,もう興味ないから,聞かないで!
と言わんばかりに,
「前の樽の記録なんて,ありゃしないんだよ!」
って感じなんでしょうかね。
ex-Bourbon Hogsheadはリフィルのことである,
という噂が巷では流れているようなんですが,
ダンカンテイラーのセミナーを信じるなら(笑),
その方が「ピアレスの素」とも共通して納得いくのですが(笑),
樽にこだわりのないところがミソだったというのは,
一本取られた感じですし,
ますますAgencyの謎が深まります(笑)


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