2010年10月22日

香りをどう例えるか?




香りは自分の経験と結びついている、という話は、

アードベッグのときにさせてもらいましたが、

自分の知らない香りで香りを表現されたとき、

どんな香りなのか想像するのが難しい。

ま、当たり前なんですが(笑)。




今私を悩ませている一つが、

「カナブン臭」とか「カブトムシ」と言われる香り。

虫って、いちいちその匂いを嗅ぐか?ってところが悩みの出発点。

ペットとして犬や猫を飼っていれば、その臭いが服につくのはわかる。

ま、私は動物を飼った経験もないのですが(笑)。

で、カブトムシはどうよ、と思い、ある時友人に聞いてみた。

「カブトムシの臭いってわかる?」

「虫かごで飼ったとき、その虫かごの臭いを嗅ぐと、

独特の臭いがするから、その臭いかな」と。




そんな話をマスターにしてみた。

すると「カブトムシ臭を見つけよう!」実験が開始された(笑)。

候補に上がったのが、

オールドパー、ヘイグ、クライヌリッシュの3つである。

たまたまカブトムシを飼っていたことのある方がおられ、

実験に協力していただいた。

最もカブトムシ臭がしたのはクライヌリッシュ。

クライヌリッシュは確かによく「カブトムシ」と形容される・・・。



s-CIMG3455.jpg
OLD PARR 12年
HAIG 旧ボトル
CLYNELISH LOMBARD 1982-1998 16年 50%



「カブトムシというよりは、おがくずという方が正しいかも」と。

私が小さい頃、カブトムシを飼うと言えば、

虫かごにスイカの食べかすを入れていたのを思い出す。

自分ではやったことがなくても、

周りの男の子たちはよくやっていて、

その光景はしっかり覚えている。

虫かごの中には、

おがくず、スイカ、カブトムシからの排泄物などがミックスされて、

複雑な臭いを醸し出していたのですね、きっと。

これなら想像可能るんるん

なるほどねえ〜、

臭いというものは、本当に個人の経験と強くリンクしているものなんですねるんるん



Glenlivet.jpg
こんなボトル発見
GLENLIVET Acorn 1977-2008 31年46%



香りを何に例えるかは、なかなか難しい。

香りは個人の経験と結びつくからなおさらである。

より独自な経験と結びつくと、

人とは共有しにくいが、その人の記憶にはしっかり残る。

例えば「おばあちゃんの家の箪笥の引き出しの匂い」と言われても、

「あっ、そう」と言うしかないし、聞いている方は想像するのも難しい。

でも、言った本人はといえば、

おばあちゃんの家の箪笥がリアルに蘇ってくるはずなのだ。




香りを何に例えるか、

結局のところ、正解も不正解もないのですねるんるん





whisky e.bmp
THE WHISKY AGENCY 虫シリーズ
でも虫の香りはしません。













posted by standbar at 00:34| アロマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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