2010年09月02日

ガスクロマトグラフィと分析表




前回,精油の芳香分子の分析表を添付させてもらったので,

少し,分析表の説明をしちゃおうかな〜と思います。




分析表は,精油に,どんな芳香分子がどれだけの割合で入っているかを示しています。

芳香分子は,それぞれに揮発度が違います。

揮発度が高いものは蒸留後すぐ揮発しますし,

揮発度が低いものはなかなか揮発しません。

蒸留後,何分でどんな芳香分子がどれだけ揮発するかをグラフにしたものが,

ガスクロマトグラフィです。



ガスクロ.bmp
出典:精油の化学 デイビッド・G・ウイリアムズ著 フレグランスジャーナル社




横軸は蒸留後の時間,縦軸は芳香分子の量になります。

よって,縦×横をすると,その芳香分子のおおまかな容量がわかります。

それが,グラフに書いてある数字です。

(小さくて見えないかな〜〜〜。でも,グラフをクリックすると,巨大化しますよ〜るんるん)

ピーク番号が15までしか書いてありませんが,

グラフの縦軸がとても短いものもちゃんと入れると,

芳香分子の数は100くらいになります。




これはレモンの精油のグラフですが,

ここでは,[6]d-リモネンと1.8シネオールが68.17,とても多いです。

(実際私が使っているレモン精油は,もっとd-リモネンの量が多いですね〜〜〜)

この揮発度の高い芳香分子がとてもたくさん入っているので,

レモンの精油は,

全体としてトップノートの(揮発度が高い)精油ということになるのでするんるん




芳香分子とその含有量を表にしたのが分析表です。

s-img06469.jpg
(ここも画像をクリックしてください。大きくなります)



この分析表は,ローズ精油のものですが,3つあるのは,ロットが違うからでするんるん

(ロット番号が違うの,わかるかな〜〜〜〜)

比べると,芳香分子の含有量が違うことがわかると思いまするんるん

まさにウイスキーと一緒揺れるハート

ロット違いでウイスキーの香りと味が違うのと同様,

精油もロットが違うと,香りが違います揺れるハート




ただし,精油は,賞味期限が約1年。

さすがに窒素ガス入れて,酸化を止めることはしません(笑)。

っていうか,できるのかな〜〜(笑)?

あんなに小さいボトルだから,あっという間に使い切ると思われがちですが,

精油は1滴で,もの凄いパワーを発揮しますので,

1年でも使いきれないくらいなんです!!!

というわけで,違うロットのものの香りの違いを楽しむるんるん

なんて使い方は,まずしません。

1つ使い切って,新しいのを使いまするんるん




ウイスキーだと,

ロット違いの比べっこを趣味にしている方がどこかにおられるように思いますが(笑)

精油では,そんなことは,普通はありえません〜〜〜〜るんるん




と見ていくと,

アロマの世界とウイスキーの世界,

意外と似ているところもあるのでするんるん

私がウイスキーにはまった理由は,こんなところにあったのです揺れるハート




精油の化学.jpg
精油の化学 デイビッド・G・ウイリアムズ著 フレグランスジャーナル社















posted by standbar at 04:20| アロマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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