2010年08月03日

7月25日コニサーズクラブ




マルス@ ー六一〇ハップー



「こんばんは〜。遅れてすいません」と,Stand Barの扉を開ける。

今日も一人モルト会。

会終了後に余韻を楽しんでおられたメンバーのひとりとマスターが

パソコンの画面を見ながら何やら話している。

「むとうはっぷ。バスクリンが出る前,使っていたでしょ?」




むとうはっぷ?

むとうはっぷ?


むとうはっぷexclamation



あ,昨日も聞いた,この名前!

昨日,アロマの講座を開いていました。

精油に含まれる成分の1.8シネオールの読み方を,

「イチハチシネオールって読むんだよ。

イチテンハチと読むと,理科系の人にバカにされるので注意ね!」

と説明していたとき,受講者の一人が,

「むとうはっぷみたい!」

と言っていました。

でも,正直,なんのことだかわからず・・・。



610.bmp
六一〇ハップ



「六一〇ハップ」と書くんですねるんるん

六一〇で「ムトウ」なるほど!

考案者が武藤さんなので「六一〇」,

英語のハッピーから「ハップ」!

えっ!ハップはハッピーだったんだ!!!なんだか超嬉しい揺れるハート




イントロが長くなりましたが,

六一〇ハップは,今回の鍵になるところなんでするんるん

それは,3本目で起こりました!



565アップ.jpg
3-MARS MALT GALLERY CASK NO.565 1988-2005 17年 58%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート



シェリーなんですが,濃い〜〜〜〜〜〜〜。

どっシェリーーーーーー。

濃いというより,くどい。苦苦しい。味も。

時間たつと,舌がざらざらする。

「ほら,硫黄でしょ!」と,マスター。




硫黄の匂いはわかります。

でも,モルトの中の硫黄臭と言われるやつ,まだイマイチよくわかんな
い・・・。

この感じか〜。なるほど!

確かに,今回のシェリー系の香りの中で,比べてみるとこれだけ異質。

機械っぽいというか,カドがあるというか,ゴツゴツしているというか・・・。

味はこのざらざら感ねるんるん




「だから六一〇ハップよ」と,マスター。

???

六一〇ハップを知らない私は,なんのことやら。

これ,硫黄を成分とした入浴剤だったんですね!

硫黄臭=六一〇ハップという連想なんだ。

愛知県の会社が製造しているもので,どうも愛知限定で販売されていたのでは?と。

だって,愛知出身者しか,六一〇ハップ知らないよ!

富山出身の私は,硫黄といえば立山の地獄谷。もっと強烈ですよ,たぶんるんるん




硫黄の話になったので,ちょっとアロマの話を。

精油の化学も,ウイスキーとほぼ同じく,炭化水素+酸素の世界です。

ただ,多くがテルペン系化合物なので,

ウイスキーの芳香成分とはちょっと違います。

でも,エステル類を多く含む精油は,

ウイスキー同様,よい香りのものが多く,

ラベンダー・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia)などが知られ

ています。



Lavandula angustifolia.bmp
Lavandula angustifolia



(注1) テルペン:
C5H8からなる基本単位(イソプレン)が2つ以上集まってできている有機化合物。
(注2)ラベンダー・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia):
「ラベンダー」には,実はいろいろな種類があります。リラックスの代名詞となっている「ラベンダー」は,Lavandula angustifoliaという学名のもので,これ以外の学名の「ラベンダー」はリラックス効果がない場合がありますし,妊婦さんが使ってはいけないものもあります。





精油に硫黄が含まれているのは珍しいのですが,

「ニアウリ(Melaleuca quinquenervia)」という精油には硫黄が含まれています。

香りは,一般的に言われている「ユーカリ(Eucalyptus radiate)」と似ていますし,

ユーカリと同様,風邪などに重宝する精油です。

ただ,ユーカリと違うのは,硫黄が含まれている分,

香りにさわやかさがないのです。

透明感がないというか・・・。

香りをかいでも,喉に何かが残る感じ・・・。

だから,めったに使わない精油で,正直,私は好きではありません。

こういう精油は芳香浴には向かないのでするんるん



aroma.bmp
Melaleuca quinquenervia&Eucalyptus radiate



ということは,話をウイスキーに戻すと,

くどく,苦苦しく感じてしまった3本目のウイスキーは,

あまり香りを楽しむのには向いていないウイスキーなのかも・・・。

硫黄の感じ,これで,よ〜くわかりましたるんるん



MARS MALT GALLERY565.jpg
3-MARS MALT GALLERY CASK NO.565 1988-2005 17年 58%
(まるで、グラッパの瓶の様・・・。)



というわけで,今回は,この3本目だけちょっと・・・で,あとはすべてOKよるんるんでした。











posted by standbar at 21:15| マルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする