2012年07月31日

6月24日コニサーズクラブ1



St. Magdalene@  〜ローランダーHさんのコレクション〜



先月遅れてモルト会に参加した際,

マスターがHさんと次回のモルト会の密談をしていました。

同じ蒸留所のボトルを5本毎月集めるのは,

なかなかたいへんな作業なのです。

なので,メンバーで持ち寄ることも多くあります。




Hさんは,ローランドモルトをこよなく愛するローランダーるんるん

きっと今月はローランドだろうな,

な〜んて,ちょっと想像していました。

そろそろリトルミルの美味しいのが飲みたいな,なんて♪

もしくは私の大好きなローズバンクちゃんだったりして黒ハート黒ハート

ちょっとワクワクしながら,今月の5本でするんるん




ilovewhisky.png
1-SIGNATORY 1982-2009 26年 61.2%
2-BLACKADDER 1982-2008 25年 61.8%
3-IMPrRESSIVE CASK 1982-2008 25年 62.2%
4-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 25年 62.4%
5-WHISKY EXCHANGE 1982-2008 35年 63.7%
山崎白秋氏コニサーズクラブレポート




残念ながら,リトルミルではなさそうです(笑)。

これっぽっちも濡れダンボールっぽさがありませんでした。

とはいえ,記念すべきこのブログの第1号のモルトは,

まさに濡れダンボールっぽくないリトルミルでした!

しかし,今回は,さすがにリトルミルではありません。

そして,残念ながら,ローズバンクちゃんでもありません…。

もちろん,ローランドであるという保障だって,

初めからありません。




いつも蒸留所の名前を当てようなんってことは,

これっぽっちも思っていませんが,

今回は早く蒸留所の名前を知りたくなりました。

なぜか?

実はテイスティングに飽きてきたからです(笑)。

今までこの会に参加して,

こんなに5本の味わいや香りが似ていたの,初めてでした!

もちろん,全く同じではないのはよくわかるのですが,

5本の差より,差がほとんどない,ということの方が,

今回の特記事項なんです,どう考えても。




ilovewhisky.png
1-SIGNATORY 1982-2009 26年 61.2%




しかも,この5本,どれも普通以上に美味しいるんるん

しかし,どんなに美味しいモルトとは言え,

それを1日続けて5杯飲むって,普通しません。

でも,今,目の前に繰り広げられているのは,

これとほぼ同じ状況なのです。

美味しいのに,ちょっとシンドイ(笑)。




いったいあなたは何者?




ilovewhisky.png
2-BLACKADDER 1982-2008 25年 61.8%




答えはSt. Magdalene…。

うわ〜,超マニアックかも!

これを5本集めたHさんって,

さすが,ローランダーの名に恥じないですね!




しかし,それにしても,なぜこの5本,こんなに似ているの?

なぞは深まります。





ikuの独り言:

白秋先生,今回の5本のテイスティングコメント,きっとたいへんだろうな…。












ilovewhisky.png













posted by standbar at 19:29| Comment(0) | セントマクダーレン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月21日

今年のマーマレード♪



今年もSさんが,マーマレードを作られました。

なんと,ソサエティのグレンアルビン31年入りでするんるん

モルト入りの美味しいマーマレードがないので,

自分でお作りになっておられるのです。

薄皮をちゃんと外し,透明感のあるマーマレードを作られるのです。




「31年のグレンアルビンなんて使わずに,

普通のモルトでいいんじゃないの?」

と,マスターは思っているんですが,

おいしいモルトを入れるのがSさんのこだわりだとか。

モルト会に持ってきてくださいましたるんるん

マイルドでとても美味しくいただきました。

Sさん,ありがとうございました。




その後,ソサエティのサンプリング会があったとき,

1年熟成のマーマレードを持ってきてくださいました。

皮の渋みが隠し味の,大人の味わいのマーマレード。

サンプリング会に参加した仲間にも,大好評でしたるんるん




今後の熟成マーマレードが楽しみでするんるん











ilovewhisky.png














posted by standbar at 19:01| Comment(2) | STANDBARにて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

「好奇心を持ち続ける」



モルト会は,モルトを飲む楽しみはもちろんありますが,

モルトが大好きるんるんという,いろいろな方に出会うのもまた楽しみのひとつです。

私は最近,もっぱら,シングル・モルト会となって,

あまり皆さんとお話しできていませんが,

それでも私がスタンド・バーのドアを開けると,

モルト会のあと,さらにアルコールを楽しんでいるメンバーと,

あれこれお話しするのは楽しいことでするんるん




モルト以外の趣味を持っておられる方もおられます。

白秋先生は写真,Tさんはクラシックカー(笑)。

そして,職業はと言うと,本当にさまざまです。

Sさんこと,鈴木さんは調律師でいらっしゃいます。

6月号の「名古屋文化情報」に鈴木さんの書かれた文章があります。

ソサエティのサンプリング会にも持ってきておられ,

このブログでも紹介したいと言ったところ,

承諾してくださったので,ご紹介させてもらいます。




[好奇心を持ち続ける]     鈴木均


  初対面で、こちらが調律師と分かると「絶対音感があるんですか?」とか、「弾くのがお上手なんですよね?」と聞かれる。しかし、自分はそのどちらでもない。では、何で調律ができるようになったのか?
 それは、音程間の振動数の誤差(うなり)を利用して、音階を精密に組立てる技術が確立されていて、それを耳で聞き分ける訓練を若い時に徹底的に受けたからだ。特殊な耳を持った人だけができるという事ではなく、やり方を学べば、普通の人でも調律はできるようになる。
 でも、コンサートの仕事は調律学校を出たからできるものでもない。演奏家に定評のある何人かの先輩の仕事を見学させて貰い、演奏会に必要なノウハウを見聞するのが第一歩だ。いっぱしのプロの調律師と思っていても、演奏会の現場に行くと最初は知らない事ばかりだ。まず、演奏者の要求が良く分からない。ピアニストからは「もっと伸びる音、芯の有る音、暖かい音」など漠然とした表現の言葉ばかり。そんな言葉が技術的に翻訳でき、要求に応えられる技術を身につけるのに何年もかかってしまう。
 例えると製菓学校で饅頭を作る技術は学べても、お茶席で茶人に認められる饅頭を作れるかは別物だろう。茶道を学び、厳しい注文主に鍛えられ、茶席のイロハを経験して必要な事が徐々に見え、少しずつ茶席の要求に応えられるようになるのではないだろうか?
 時々、他の職人仕事をみると、施す技術は違うが行き着く所は似てるなと思う。つまり、人が心地よい、良い雰囲気だ、と感じる部分は分野が違っても、非常に似た所に収束して行く気がする。餡を配合するのも、絵の具を調合するのも、酒の仕込み水を吟味するのも、調律師がハーモニーを響くようにし、音色を整えるのも、究極は心地よい気分に誘う為のプロセスではないだろうか?
 どんな分野も長く続けると“伸びしろ”が少なくなってくる。そんな時、自分とは違う世界に関心を持ってみたりする。自分の本業とは違う分野を客観的に見ることによって、思わぬヒントが得られ、新たな進歩に結び付く場合もある。経験の浅い頃は同業の先輩の背中を見ながら学ぶ必要が有るが、ある程度経験を積んだ後は、むしろ異分野の世界に学ぶことで、自分の本業に応用出来るヒントが貰えるケースが多くなってくる。
 一般に職人は同業者が同席するのは嫌うものだが、素人には自慢をしたがる傾向にある。これを利用して、機会があると異分野の達人に勘所を突いた質問をし、その仕事なりの苦労話やコツを聞き出すようにしている。それを自分の仕事に生かせる応用力が、思わぬ“伸びしろ”になるのだ。そんな為にも好奇心を持ち続けたい。











ilovewhisky.png












posted by standbar at 18:13| Comment(2) | STANDBARにて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月19日

改めて,ボトラーズの個性♪



蒸留所のハウススタイルならぬ,ボトラーズスタイルるんるん

「ピアレスの素」とか,「Agencyマジックるんるん」とか,

勝手なことを言っていますが,

確かに,ボトラーズって,似てきて然りなのかもしれません。

だって,同じ人が選んでいるのですから(笑)。

その人が美味しい!と思うものを選ぶわけですから,

嗜好の方向性は,似てくるのも当然と言えば当然です。




ilovewhisky.png




バーだって,その個性があります。

バーのマスターが,美味しいだろうと思うものを仕入れるわけですから,

シェリー好きなマスターのところには,

いろいろな蒸留所の,

美味しいシェリー樽熟成のモルトが多くなって,

そういうボトルを薦めてもらえるし,

トロピカルフルーツ系が好きなマスターのところには,

どの蒸留所であれ,

美味しいトロピカルフルーツ系のモルトが多くなり,

そういうボトルを薦めてくれる。

だから,マスターが美味しい♪と言って薦めてくれるボトルには,

何か共通点があったりするわけです。




ボトラーズって,それが大規模になったと思えばよいわけですねるんるん

ダンカン・テイラーが元祖トロピカルフルーツ系だとすれば,

Agencyは新鋭のトロピカルフルーツ系。

OMCは,北国フルーツ系るんるん

むしろ,ボトラーズの個性がはっきりしている方が安心できる,

ともいえます。

だいたい,こんな味わいだろうな,って予想がつきますからねるんるん




ilovewhisky.png




最近,面白い個性を発見したボトラーズがあります。

Mackillo’s Choiceるんるん

文字通り,マキュロップさんがチョイスされたボトルなのでしょうが,

たまたまなのでしょうか,

私の飲んだものは,何故か喉にひっかかる(笑)。

「喉にひっかっかる」が,Mackillo’s Choiceの個性となって,

頭の中にインプットされています(笑)。

喉にひっかかると,「あ,やっぱりるんるん」と,

何故か嬉しくなってしまいます(笑)。

マキュロップさんは,こういった喉越しがお好きなのでしょうか…。




ilovewhisky.png




そういう視点でボトラーズを見ると,

ソサエティは,これといった嗜好の方向性がないよね,

と,マスターと話したのですが,いかがでしょう。

キャパが広いと言えばよいのでしょうか,

どんなものでも受け容れるパワーがあると言えばよいのでしょうか,

確かにソサエティのサンプリング会に行って,

同じような方向性のボトルを10本以上も飲んだ,

という印象だったことはありませんるんるん

だから,毎回,新鮮な気持ちで参加できるし,

飽きることもありません。




蒸留所には蒸留所の個性があり,

ボトラーズにはボトラーズの個性があり,

それぞれが,縦糸と横糸が交わるかのようにして,

目の前の1本となっていくわけですねるんるん












ilovewhisky.png













posted by standbar at 20:46| Comment(0) | STANDBARにて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

今月のオフィシャル 〜ラガブーリン〜



今月も仕事が遅くなり,シングル・モルト会となったのですが,

スタンド・バーのドアを開けたら,

浮かぬ表情をしておられるTさんが目に入ってきました。




原因はふたつあったそう。

ひとつは愛車のGTRが故障したこと,

もうひとつは,今月のオフィシャルを外したこと。

愛車の故障は確かにショックでしょうが,

「今月のオフシャルを外したくらい,ど〜ってこと,ありませんよ!」

と声をかけてみたものの,

こんなときは励ましの言葉は逆効果のようで,

結局最後まで表情が晴れることなく,帰っていかれました。




ilovewhisky.png
(Tさん、早く治るといいですね。。。)




そんなにショックな外し方をTさんが?と思いましたが,

なんと,私も同じ外し方をしたのでした(笑)♪

去年の優勝者のTさんと同じ感性ならいいか(笑),と,私は開き直り♪

しかし,もしかしたら,Tさん,

ハイランドパークの呪縛にかかってしまったのかも(笑)♪




しかし考えてみれば,私も不思議な反応をしてしまったのです。

一口いただいたとき,

「今日は,意味のない選択肢が5つ並ぶ日ね♪」

と,このモルトがアイラであることは,すぐにわかりました。

ここまでは合っていたのです(笑)♪




ilovewhisky.png




で,選択肢を見ると,

クライヌリッシュ,ハイランドパーク,ラガブーリン,ボウモア,白州。

私の気が変わることがなければ,

普通にラガブーリンだってわかりましたよ(笑)♪




実はモルト会の前日,偶然,

「今日はハイランドパークを飲んで寝よう〜っと♪」

と,久々にハイランドパークを飲んでみたのです。

あれ,こんなにピーティーだったっけ?

と,ちょっと衝撃を受けたのでした。

ラガブーリンと比べてみなければ!とラガブーリンを飲むと,

確かにこちらの方がピーティー♪

しかし,ハイランドパークが思いの他ピーティーだった印象が脳裏をよぎり,

思わず,ハイランドパーク,と答えてしまいました。




私としては,ボウモアを選ぶのと,ハイランドパークを選ぶのでは,

同じレベルの間違えだと思うのですが,

メンバー的には,ハイランドパークを選ぶ方が罪が重かったようで(笑)♪




しかし,マスターの立場で考えると,

ボウモアを選ぶ人とハイランドパークを選ぶ人がそれなりにいないと,

また,「選択肢の作り方がよくないね」と言われるのは必至でありまして(笑),

ま,これでよかったのです♪




しかし,ハイランドパークとラガブーリンって,

思いの他,似ているところ,あるように思うんだけどな〜。












ilovewhisky.png
















posted by standbar at 20:13| Comment(0) | STANDBARにて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月02日

EX-Sherry Hogsheadってどうやって作るの?



樽に対する興味はつきません。

EX-Bourbon Hogsheadの件は,前回で一旦解決ですが,

「EX-Sherry Hogsheadってのもあるよね?」

という一言から,またまた疑問が広がる…。




まず,EX-Bourbon Hogsheadの復習でするんるん

これは「元バーボン樽で作ったホグスヘッド樽」ってことでした。

ということは,EX-Sherry Hogsheadは,

理論上,「元シェリー樽で作ったホグスヘッド樽」ってことになりますね。




ilovewhisky.png




さ,そこで考えてみましょう。

バーボン樽でホグスヘッド樽を作るときは,

バーボンバレルを解体し,側板を増やして切り揃え,

胴回りを大きくして作り直します。

だから,やや寸胴に見えます。

「ウイスキーコニサー資格認定試験教本」にもちゃんと書いてありますから,

間違いありませんるんるん




バーボンバレルは約200リットル。

ホグスヘッドは約250リットル。

50リットル分を増やすのに,側板を増やすから,ややデブになる,

これはよくわかります。




では,シェリー樽でホグスヘッド樽を作るときはどうなるのか?

もし同じ要領で作るなら,

シェリーバットが約500リットルですから,

側板を減らし,胴回りをほっそりさせて作る(笑)。

本当?(まさか,ね)

しかも,約半分の容量になるのですよ!

それではまるでラグビーボールのようになるのではないかと思うのは

私だけでしょうか(笑)?

しかし,そんな樽,見たことある?

今,私の頭の中では,

ラグビーボール様の樽が熟成庫の中に並んでいるのが浮かびます(笑)。

いやいや,あまり想像したくない(笑)。




ilovewhisky.png
ウイスキーコニサー資格認定試験教本




「ウイスキーコニサー資格認定試験教本」を読むと,

アメリカからバーボンバレルを輸入するとき,

輸送に便利なように解体したとのこと。

解体したからホグスヘッドができたのであって,

ホグスヘッドを作るために解体したわけではなさそう…。

シェリーはスペインですよね…。

シェリー樽を解体してスコットランドに運ぶの?




そして,その目的は?

熟成を早めるため?

ダンカンテイラーのセミナーでは,

南国フルーツ様の味は,リフィル樽を使うことによって出る,

という話でしたが,

ホグスヘッド樽によって南国フルーツ様の味わいが出る,

と聞いたこともあります。

この250という数字は,

経験から得られたマジックナンバーなのでしょうか?




EX-Sherry Hogsheadの謎は消えない…。













ilovewhisky.png













posted by standbar at 20:11| Comment(0) | STANDBARにて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする