LaphroaigC 〜頑張れピアレス(笑)

さて,今回の5本,
本当にはじめは5本の差が感じられませんでした。
後になるほどアルコール度数が高くなっているのはわかったので,
加スピリタス実験か?とすら思いました(笑)。
しかし,時間がたつと,少しずつそれぞれの個性が出てきて,
やや違いも出てきたような(笑)。

3-WHISKY AGENCY 1996-2011 15年 56.4%
No.3はバランスがいいな〜,と思いました。
甘さが上品

「3番,みんなにも評判よかったよ」
みなさんと感覚がずれてなくって,ちょっとほっとしました。
「実はAgencyなんだよね」と,マスター。
ガビーーーーーーーン!!!
いえ,Agencyが嫌いなわけではもちろんありません。
自分がAgencyマジックに引っかかったのが悔しいのです(笑)。
ブラインドで飲んで美味しいと思ったとき,
恍惚感に浸るのではなく,
一歩引いて,「これ,Agencyの美味しさだよね

って言ってみたいんですよ(笑)。
そう言うとカッコイイじゃん(笑)。
せっかくAgencyセンサーが開発されつつあったのに,
まんまと引っかかってしまいました。
やっぱりAgencyって,やるよね。
しかも樽はホグスヘッドだし(笑)。
Agencyのホグスヘッドは,それこそはずれがない。
間違えなく美味しいんですよね。
でも,どれも美味しいから,逆に記憶に残りにくい。
Agencyの美味しいボトルの中で記憶に残すのは,
本当に格段に美味しいか,
個性がプラスαされるか・・・,
本当に至難の業のように思います。
No.3,そんな1本になれるでしょうか(笑)。

2-DUNCAN TAYLOR 1997-2010 13年 55.1%
No.2はあまりピンとこなかったのですが,
「これ,旧ピアレス(正式名称・レアオールド)なんだよね」と,マスター。
「昔は,ピアレスだから美味しい

だんだん,ピアレスだもんな(笑),になってきたんだけど,
これだけドイツ勢力が強くなってしまうと,
頑張れピアレス! ドイツを倒せ!って言いたくなるよね」
はいはい,気持ちはよくわかります

ドイツ勢力とはAgencyのことです。
Agencyはドイツのボトラーズですから。
今回はこのへんで。
いかにメモしていなかったかが
これでよくおわかりかと思います(笑)

できれば冬にもう一度飲んでみたい5本でした(笑),
というのが総括になりそうです(笑)

