さて,バーボンの刺客ことS氏は,
もちろんのことながら(笑),次のバーボンのコレクションとして何を買おうか,
マスターと話しておられました。
「両方とも買えばいいじゃん!」とのマスターの発言に,
そうか〜〜〜〜とやや悩んでおられたS氏(笑)

AかBか悩むときって,結局,どっちを選んでも一緒なんだよね〜,
ってのが最近の私の方針

悩むってことは,どちらにもメリットとデメリットがあるということ。
どちらの方がメリットがより大きいだろう,と思うから悩むのですが,
悩むってことは,その差は僅差なんです。
たとえどちらかのメリットが大きくても,それは誤差範囲ってやつ

だから,どっちでも結局同じなんだよ〜,って思うことにしたら,
あまり悩むこともなくなりました

しかも,コレクターであるなら,
きっと今回見送ったとしても,またいつの日かきっと買うよ,絶対(笑)。
なんって思って聞いていたので,
「両方買う」ってのは正解かも。
Sさん,結局どちらをお求めになられましたか(笑)?
コレクションのことでいつも話題になるのは,
コレクターが死んだらコレクションはどうなるか,ということ(笑)。
まずは相続人に(笑),ということになるんですが,
だいたいコレクションって,その人にしか価値がわからないものですよね

相続人に同じものを集めている人がいれば,
そのコレクションが相続されて(笑),
次の代へと受け継がれていきますが,
そうなることって,極めて稀ですよね

そう,コレクションって,極めて個人的なものだと思います。
何かを集めたい,というのは,それが好き

ま,人の好みは人それぞれということでしょうか。
コレクションするぞ!という意図がなくても,
好きなものは自然と増えていきますよね

私は何もコレクションをしていませんが,
好きだったモルトの空ボトルは記念にとってあるし,
何気に作ってきた天然石のブレスレットもまあまあの数になってきたし,
本はやっぱり多いし・・・。
もし私がこの状態で死んだ場合,
相続人たちはそれを見て,
「やっぱりikuちゃんは飲み過ぎで死んでしまったんだ!」とか,
「ブレスレットがこんなにあるって,
ikuちゃん,知らない間に怪しい宗教に入っていたのかも!」とか,
勝手に言われるだけですよね,きっと(笑)。
人の好みには口出ししない

それでいいのです

古切手が好きならそれを集めればいい。
ミニチュア模型が好きならそれを集めればいい。
熱帯魚が好きならそれを集めればいい。
お金が好きなら貯金していたらいい(笑)。
だから,「そんなにバーボン集めてどうするの?」
と聞かないようにしなくっちゃ(笑)

なんてことをわいわい話していたところ,
「僕の姉もコレクターでね」とS氏

しかも,S氏と同じように,集めることが目的で,ほとんど使わないのだとか。
私は思わず,「Sさんの家族って,コレクター遺伝子があるんじゃない?」
って言ってしまいました(笑)。
「コレクター遺伝子」
なんか,それっぽい名前で,
本当にありそうじゃありませんか(笑)?
マスターに大絶賛されました(笑)

みなさんのコレクター遺伝子には,
何を集めることが暗号化されていますか(笑)?

S氏のコレクションの一部